日本性機能学会に参加しました
お久しぶりです。
1年ぶりくらいの登場になってしまいました。メンバーのぽんずです。
ちょっと遅くなってしまったのですが、9/21〜23に新宿で行われた「日本性機能学会第28回学術総会」にメンバーと行ってきたのでその報告です。
(Prismの学会担当みたいになってきた気がするけど気にしない…)
行ってきたのは22日で、今回の一番の目的は「性同一性障害(学会中でもGIDという言葉を使用していたので、以下GIDとします)」に関する演題を聞きに行くこと。
僕自身当事者(FTM)で、既に乳房切除術(いわゆる胸オペ)と男性ホルモン補充療法を受けているのですが、自分の健康のためにもGIDに関する医療情報はしっかり抑えておきたいものです。
今回の発表では、男性ホルモン補充療法開始後や性別適合手術(いわゆるSRS)後の症例について多く取り上げられていました。
様々な物質の血中濃度の変化、それを適切な範囲内に維持する方法、SRSの際のリスク因子、そのリスクへの対策などがありました。
特に興味深かったのは、男性ホルモン補充療法による作用がどれくらいの期間で発現し定常状態になっていくのかという話題で、作用によっても時期はまちまちで、定常状態になるまで年単位で時間を要する作用もあることに驚きました。自分の体に起きているホルモン補充療法による作用に対して、焦らずに長い目で向き合うべきだと改めて気付かされました。
GIDの他にも様々な演題があり、男性ホルモンやHIVに関しても画期的で面白い演題・ポスターばかりでした。
大学時代は脳の神経系に関する研究をかじっていてこともあり、性ホルモンが神経系に与える行動とその後に生じる社会行動についての演題が個人的には泣いてしまうほど面白かったです。(もちろん泣いてはいないですが…)
面白い発表を聞きにまたこのような学会にまたぜひ参加できればと思います!!
締めが雑ですが最後まで読んでいただきありがとうございました!!
(ぽんず)
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