暇してる皆様へ #セクマイ作品紹介
Twitterを見ている人にはこんにちは。
ブログでは初めまして。大内と申します。Prismの運営(主にTwitter担当)を手伝っています。
さて,本来なら新歓期間であるこの時期,皆さまいかがお過ごしでしょうか。心機一転,勉学に励もうと思っていた人も多いのではないでしょうか。
そこで,趣味と実益を兼ねて,僕が今まで読んだことのあるセクマイ関係の本を2冊紹介しようかと思います。興味があったら読んでみてくださいね。
『見えない性的指向 アセクシュアルのすべて ——誰にも性的魅力を感じない私たちについて』(ジュリー・ソンドラ・デッカー著,2019)
https://www.amazon.co.jp/dp/4750348147/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_y4ZJEb1N4C24G
日本では数少ないアセクシュアルについて取り上げた本です。アセクシュアルとはどんな性的指向なのか,アセクシュアルはどのような経験をするのか,自分もしくは周囲の人間がアセクシュアルならどうしたらいいのか,といった内容が書かれています。勿論,アセクシュアルならこの本に書かれている内容全てに従わなければならない,当てはまらないという訳ではありません。ただ,どうすればいいのか分からず迷っている場合には,この本は一つの指針・指標になるかもしれません。
『Xジェンダーって何?―日本にお
ける多様な性のあり方』(Label X編著,2016)
https://www.amazon.co.jp/dp/4846116158/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_Q4ZJEb5Y4X5H3
こちらは最近取り上げられることが増えてきたXジェンダーについて書かれた本です。単に「Xジェンダー」と言っても十人十色。そんなXジェンダーの基本情報が分かりやすくまとめられています。前述の本同様,こちらも入門書に近い位置付けになるかと思います。
なお,この本は電子書籍の取り扱いもあるようです(詳しくは公式HPまで)。
上記2冊はいずれも法政大学の図書館にあり,紙媒体で手に入れられるもの(2020年4月9日現在)です。しかしこのご時世,いつ物流が滞って入手が難しくなるか分かりません。
そこでおすすめしたいのが論文検索サイトです。その中でも「J-STAGE」,「CiNii Articles」,「Google Scholar」では国内外の論文を無料で読むことができます(一部読めないものもあります)。
いずれも大学生にはお馴染みのサイトでしょう。僕もレポートやら何やらで日々お世話になっています。
論文と聞くと,読むのにハードルが高いかもしれません。いずれもその道の専門家が書いているものなので本よりは専門性が高い内容が多くなります。読むのに時間を要するかもしれません。だとしたら,家での時間が増えるこの時期に,1本の論文をゆっくり精読するのも良いのではないかと思います。
(大内)
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